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ホテル・旅館の最新の客室リニューアル 2018年

2018年11月11日

ホテル旅館

皆さん、こんにちは!

最近、東京はもちろんですが、箱根、大阪、京都、広島などの観光都市を訪問すると、「外国人多いな〜」と感じませんか?
私は東京に住んでいますが、東京だと銀座や浅草などの観光地は外国人が多く、先日広島に仕事で行きましたが、やはり広島も外国人が多かったです。
特に東海道新幹線に乗車すると外国人が多いですね。
上記状況の中で、本日は、①訪日外国人の日本国内における取組、②ホテル旅館の最新の客室リニューアルを記載いたします。

①訪日外国人の日本国内における取組
2017年は訪日外国人旅行者数が過去最高の2,869万人、訪日外国人の旅行消費額も過去最高額の4.4兆円です。
元々、日本は諸外国と比較するとインバウンドの人数は少なく、2014年まではインバウンドよりもアウトバンドが多く、2015年に45年ぶりにインバウンドがアウトバンドを逆転するなど、近年成長著しい市場です。
現在の目標は2020年における訪日外国人旅行者数4,000万人、消費額8兆円を掲げ、2030年までに6,000万人、消費額15兆円、特に欧米豪市場及び富裕層の取り組みを強化し、ゴールデンルートを超えた日本各地の魅力を発信し、地方誘客の促進が鍵だと言えます。
訪日外国人を増やす取り組みは、日本政府観光局(JNTO)が中心となり、日本政府観光局は14言語のウェブサイトに加え、21市場向けのFacebookなど積極的にSNSを活用、これらのデジタルマーケティングを展開することで、外国人目線にたった日本の旅行に役立つ情報など、情報発信を積極的に展開しています。

②ホテル旅館の最新の客室リニューアル
日本国内においても訪日外国人の増加、高齢化社会におけるシニア層の増加などから、都心部や有名な観光スポットをはじめとした宿泊業界は活況です。
特に、新規ホテルの開業や全国各地で将来を見据えた客室リニューアルが進行しています。

最近の客室のトレンドは、古来の日本を体験する「体験型」と現代の生活にライフ環境に適した「ライフスタイル」を売りにする客室リニューアルが目立っており、ADR増加のための「C」ということで、収容人数(Capacity)の増加、落ち着いた色調(Color)、日本の文化(Culture)、睡眠環境などを整えたコンセプトルーム(Concept)、アニメや漫画に登場したキャラクタールーム(Character)などをテーマにした客室リニューアルが増加傾向にあります。

日本を体験する体験型で言うと、例えば、インバウンドゲストや高齢者をターゲットとした和洋室スイート、インテリアや床などに木目のものを用い、窓には障子、琉球畳など、日本の伝統美を感じるデザイン、地域性を表現した和のテイスト、浴槽は香り高い総檜でつくられ、利用しやすいよう手すりを複数箇所に設置といった客室タイプが見受けられます。

ライフスタイルで言うと、世界におけるスマートフォンの普及などに伴い、各種電子機器の充電が可能なUSBコネクタを各ベッドの枕元とデスク廻りに設置し、旅行者に不可欠なスマートフォンやタブレットの充電に対応、国内外への無料通話、客室間どうしでの通話、マップ情報やインターネット検索など全て無料で利用可能な「handy」の設置、洗面台は2つ設置し、多人数でもストレスなく利用可能などのライフスタイルに合わせた客室タイプが増えてきています。

以上、本日は、①訪日外国人の日本国内における取組、②ホテル旅館の最新の客室リニューアルを記載しました。
当然ですが、客室リニューアルとなると、莫大な費用がかかります。自己資金で実施できることが理想ですが、当然金融機関からの資金調達を想定した客室リニューアルも多いです。
弊社ではホテル旅館専門の担当者が、客室リニューアルに向けた資金調達のコンサルティングも実施してますので、お気軽にご相談ください。

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